2024.9.13 <00536>
長年勤めた会社を退職する時に
退職金がもらえる会社があります
退職金制度がない会社も多い中
退職金があることは老後の生活の設計も立てやすく
有効活用してもらいたい!
実は退職金の受け取り方法で
手取り額が変わる場合があります
少しでも多く手元に残して欲しいので
気になる方はチェックしてみてください
まずは、受け取り方が選べる会社があります
1.一時金
2.年金
3.一時金と年金の組み合わせ
この一時金と年金では税金の控除の大きさが
かなり変わるので要注意!です
*退職所得控除
勤続年数が20年を超えて退職する場合
一時金での受け取りは
800万円+70万円×(勤続年数-20年)
となり勤続年数が長いほど控除が増えて
税金がかからないケースがあります
一方
*年金受け取りの場合
公的年金と合算して控除
になるのです
退職後に公的年金を受け取りながら
退職金も年金で受け取る場合は
合算されて公的年金等控除が適用になり
65歳で年金合算額330万円未満なら110万円の
控除額と一時金と比べると少額になります
また社会保険の金額にも影響が出るので
お勧めは
一時金受け取りです
また「退職所得の受給に関する申告書」を
退職金の支払いまでに会社に提出することで
退職控除を受けることができるので
この届出書は必ず提出してください
もう一つ
勤続年数は1年未満は
切り上げて数えます
35年と1日勤めると
36年勤めたことになり
一時金での控除金額が
70万円増えます
退職金を増やすことは難しいかもしれませんが
引かれる税金は少しでも減らして
手取り額を増やして欲しいと思います
老後のライフプランにも
大きく影響する退職金
使う時も有効活用してくださいね
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