2022.10.5 <0004>
先日、ある方からご連絡を頂きました。
内容は、女性起業家へ向けた講座を開催できないか?というものです。
男性と違って、女性が起業するには様々なハードルが並び、それをどうクリアしていくのか?
飛びこえるのか?避けるのか? はたまた、いったん戻って仕切りなおすのか?
とても迷われる方が多いのも事実です。
それと同時に、踏み出せない理由を知らない間に探している方もいらっしゃいます。
「趣味」 の範囲とは違った、「起業」という目標をどうクリアしていき、オリジナルを出していけるのか?
2011年に会社員を突然辞めて起業した私は、明らかに準備不足で知識不足。
何なら、人脈も資金も経験もない、全くのゼロスタートでした。
そこから自分なりに色々なトライ&エラーを重ねることで月日が経ち売り上げも上がっていきました。
途中から加えたスクール業は、同業他社を自分で作っていくビジネスモデルだったので、最初は何とも言えない不安に襲われましたが、次第にその不安は無くなりました。
なぜなら、みんな途中で辞めていくからです。
ライバル会社が途中で辞めていく。=続けていれば生き残れる。
このことを肌で感じたときに、やったもの勝ちという本当の意味を知りました。
辞めていく理由の一つとして、数字の管理が女性はとても苦手だということを感じました。
販売している商品から、どれだけの利益がでるのかを知らないまま販売しているのです。
個人的には、知らないことはお金を出してでも学ぶべき。だと思っていますが、なぜかそこに別のためらいがでる。
数千円の参加費も悩むのに、自分の商品に対してはそれほど悩まずに価格を決めている。
なぜ? って疑問しかありません。
私が保険業界に飛び込んだ理由の一つとして、ファイナンシャルプランナーの資格を最短で実績も兼ね備えながら取ることができると思ったからです。
自分が起業したときの持っていなかった、資格と経験。これを同時に掴むことができる。
さすがにとても迷いましたし、特に外資系だったのでかなり大変でした。
でも、今ではその経験と実績が私のかけがえのないものとなっています。
だからこそ伝えられることがあるはずだし、色々な起業スタイルがあって良いと思ってます。
オリジナルを作り上げる。大賛成です。
でも、それにはクリアしなくてはいけない課題と、それをしたときに家族や大切な人への負担がどうなるのか?
をしっかりと考えてほしいと思っています。
それは、お客様を含めて自分を支えてくださる方への礼儀だと思いませんか?
それができないのであれば、「趣味」でとどめておくべきだと思ってます。
今日は辛口なブログかもしれませんが、中途半端な起業は同じビジネスで本気で食べていこうと思っている方に、とても失礼にあたると思っているし、そんな世界の中で多くの社長、事業主は戦っているのです。
私が起業したときは、女性だということでさらにハードルが増えていました。
時代の流れとともに、そのハードルはかなり低くなりましたが、それでもまだ残っていることは確か。
性別関係なく、それぞれの強みを活かし、弱みをどうカバーするか?
そして、好きなことをどのようにカタチにしていくか?
不安をワクワクに変えていく。そこも起業する醍醐味の一つではないかと思います。
私もまだまだ模索中ですので、一緒に講座を楽しんでいただける方を募集中です☆