“老後破産”は他人ごと?
― 家計を守る5つのチェックポイント ― 2025.11.16 <00966> 1. “老後破産”という言葉が一人歩きしているけれど テレビやネットの記事でよく耳にする「老後破産」。強い言葉のせいで、 「自分もそうなるのでは…」と不安を抱く60代の方は少なくありません。 でもファイナンシャルプランナーとして断言できるのは、**老後破産は“突然起きるものではない”**ということ。 原因は、・収入の変 […]
― 家計を守る5つのチェックポイント ― 2025.11.16 <00966> 1. “老後破産”という言葉が一人歩きしているけれど テレビやネットの記事でよく耳にする「老後破産」。強い言葉のせいで、 「自分もそうなるのでは…」と不安を抱く60代の方は少なくありません。 でもファイナンシャルプランナーとして断言できるのは、**老後破産は“突然起きるものではない”**ということ。 原因は、・収入の変 […]
― お金の話が「ケンカ」ではなく「安心」になる3ステップ ― 2025.11.14 <00964> 1. 「お金の話をすると、空気が重くなる」 夫婦でお金の話をしようとすると、こんなことが起こりがちです。 「あなたが使いすぎるからでしょ」「細かいこと言わないでよ」「もう年金でなんとかなるって!」 FP相談でも、“夫婦で家計の話が合わない”という悩みはとても多いです。 でも実は――お金そのものが原因 […]
― 後悔しない使い方3ステップ ― 2025.11.13 <00963> 1. 「貯めたはずなのに不安」——退職金の落とし穴 退職金を受け取った瞬間、ほっとする人が多い一方で、時間が経つほどにこんな不安の声を聞きます。 「これで老後は安心…のはずが、なんとなく心配」「何に使えばいいか分からず、結局そのままにしている」「銀行に預けているだけで、減っていく気がする」 FP相談でも、「退職金の使い方」は […]
2025.11.12 <00962> 1. 「収入が減る」よりも怖いのは、“支出がそのまま” 定年退職を迎えたあと、多くの方がまず気にするのは―― 「収入が減ること」 でも実は、FP相談で家計を見ていて感じるのは、**“支出が現役時代のまま”**のほうが、ずっと危険だということです。 退職後は、年金やパート収入など、収入は減少します。それにもかかわらず、・現役時代と同じペースで外食や買い物をしてし […]
2025.11.11 <00961> 1. 「年金が始まるまで」が、実は一番不安な時期 60歳で定年を迎えたあと、年金が満額もらえるのは通常65歳から。 この“5年間の空白期間”をどう過ごすか――ここで多くの方が、こう感じています。 「収入が減ったのに、支出はあまり変わらない」「退職金をどう使えばいいか分からない」「まだ年金が始まらないのに税金や保険料が高い」 そう、60代前半は“収入減”と“支出 […]
―「平均額」ではなく「わが家基準」で考える老後資金― 2025.11.09 <00959> 1. 「年金だけで暮らせる?」その不安はみんな同じ 退職が近づくと、ほとんどの方がこう感じます。 「老後って、実際どれくらいお金がかかるんだろう」「うちは夫婦2人でどのくらい必要なの?」 テレビや雑誌では「老後資金2000万円問題」が話題になりましたが、実際に必要な金額は**“家庭によってまったく違う […]
すぐにやるべき3つのこと 2025.11.08 <00958> 1. 「退職までに完済できなかった」――それでも大丈夫 60代を迎えるころ、こんな相談をよくいただきます。 「退職金でローンを一括返済するべき?」「あと10年残っているけど、年金生活で返せるのか心配…」「繰上げ返済と老後資金、どちらを優先すればいい?」 多くの方が、「ローン=早く完済しなければいけない」と考えます。でも実は、**“慌て […]
“隠れ支出”5選と、その対策 2025.11.6 <00956> 1. 「退職すればお金はあまり使わない」――は本当? 定年退職を迎えた方の多くがこう思います。 「通勤費もいらないし、昼食代もかからない。これからは節約できるはず」 確かに、仕事に関する出費(交通費・交際費など)は減ります。しかしその一方で、**退職後に“増える支出”**が意外と多いんです。 ファイナンシャルプランナーとして60代の […]
“在職老齢年金”のしくみをわかりやすく解説 2025.11.5 <00955> 1. 「働いたら年金が減る」って本当? 60代の方からよく聞かれる質問があります。 「年金って、働くと減るんですよね?」「せっかく頑張って働いても損になるのはイヤだなあ」 そう感じている方、とても多いです。 確かに、“働くと年金が一部減額される”ケースがあります。でも実は、全員が減るわけではありません。 この制度の正式 […]
2025.11.3 <00953> 1. 「年金だけで暮らせるの?」という不安は、誰もが感じている 「年金だけで本当にやっていけるのかな?」これは、60代の方から最も多く聞かれる質問です。 物価上昇、医療費の増加、長寿化…。これからの老後生活を考えると、“なんとなく不安”を感じるのは自然なことです。 でも、FP(ファイナンシャルプランナー)としてお伝えしたいのは、**「不安の正体は“数字が見えてい […]
2025.11.2 <00952> 1. 「これからの人生、どう使えばいいの?」という不安 長年勤めた会社を退職し、退職金の入金通知が届いた瞬間。「これで少しは安心できる」とホッとする一方で、心のどこかにこんな不安がありませんか? 「このお金、どうやって使っていけばいいんだろう?」「年金だけで足りるのかな?」「何年分の生活費になるんだろう?」 実は、60代で多くの方が共通して感じるのが、“お金をど […]
2025.11.1 <00951> 1. 「年金をいつからもらうか」で、人生設計は変わる 「年金って、いつからもらうのが一番おトクなんですか?」60代の方から、最もよく聞かれる質問のひとつです。 でもこの質問、**“正解は人それぞれ”**なんです。 今の制度では、公的年金(老齢基礎年金・老齢厚生年金)は原則として 65歳から受け取れる ようになっています。 ただし、受け取り時期は自由に選ぶことがで […]
2025.10.28 <00947> 1. 「奨学金=助け」だけど、“未来の借金”でもある 大学進学を控えるご家庭でよく出る話題が「奨学金」。確かに、教育費の負担を軽くしてくれるありがたい制度です。 でも、忘れてはいけないのは、奨学金は「借金」でもあるということ。日本学生支援機構(JASSO)の調査では、大学卒業時に奨学金を利用した学生のうち、およそ半数が「返済額に不安を感じている」と答えています […]
2025.10.26 <00945> 1. 教育費の中でも“塾代”が重たくなる理由 「気づけば毎月の塾代が○万円に…」そう感じているご家庭は少なくありません。 文部科学省の調査によると、公立中学生の約7割、高校生の約8割が塾や予備校に通っているといわれています。特に受験が近づくと、月3万〜5万円以上かかるケースも多く、1年分で見ると40万円〜60万円の出費になることも。 これに加えて、夏期講習・冬 […]
2025.10.25 <00944> 1. 「お小遣い」には“タイミング”がある 「お小遣いって、いつから渡せばいいの?」多くの親御さんが悩むポイントです。 実は、正解は一つではありません。年齢や家庭の考え方によって、そのタイミングは変わります。 ただ一つ言えるのは、「お金を使う機会」が出てきたら、始め時だということ。 たとえば、 こうしたタイミングでお小遣いを渡すと、子どもは自然と「お金の使い方 […]
2025.10.24 <00943> 1. 習いごとは「やめ時」が難しい ピアノ、英語、水泳、プログラミング…。子どもの将来のためにと始めた習いごとが、いつの間にか“家計の重荷”になっていませんか? 多くの親御さんが悩むのは、「いつやめさせたらいいかわからない」ということ。頑張って続けてきたのに、途中でやめるのはもったいない気がして、ついズルズルと続けてしまうのです。 けれど、**「やめない」=「 […]
2025.10.23 <00942> 1. 「子どもの夢」と「親の老後」は、どちらも大切なテーマ 「子どもがやりたいことを全力で応援したい」それは、どの親も心から願うこと。 けれど同時に、「自分たちの老後資金が足りるだろうか」という不安も、頭をよぎりますよね。 実はこの2つのテーマ――子どもの夢と親の老後――は、どちらか一方を優先するものではなく、バランスをとって共に考えることが大切なんです。 2 […]
2025.10.22 <00941> 1. 教育費は「愛情」ではなく「計画」で決めよう 子どもを思う気持ちは、どの親も同じです。「できるだけ良い教育を受けさせたい」「チャンスを広げてあげたい」そんな想いから、塾や習いごとにお金をかけすぎてしまう方も少なくありません。 でも、教育費は“愛情の量”ではなく“家計の計画”で決めるもの。無理をしてまで支出を続けてしまうと、親の生活や老後資金を圧迫し、結果的 […]
2025.10.21 <00940> 老後のお金を考える中で、個人年金保険を検討する方はとても増えています。パンフレットを見ると「据え置き期間」という言葉を見かけることがありますが、「よくわからない…」という声も多い部分です。今日はこの据え置き期間について、できるだけやさしく解説していきます。 ■ 据え置き期間とは? 据え置き期間とは、保険料の払込みが終わったあと、すぐには受け取らずに、数年間その […]
2025.10.18 <00937> 今日は孫2号の運動会でした! 一年があっという間に過ぎていきます! 昨年より成長して、みんな力強く走っていました 子供の可能性は無限大だなぁ・・と痛感した日! 負けないように頑張らなきゃ!
2025.10.17 <00936> 「また続かなかった…」と感じているあなたへ ノートに書いても、アプリを使っても、「最初の1週間で終わってしまう」「気づいたら入力が止まってる…」 そんな経験、ありませんか? FPとして多くのご相談を受けてきましたが、家計簿が続かない=ダメなことではありません。むしろ、家計簿が続かない人ほど「家計に意識がある人」なんです。 今日は、そんなあなたに私が“最初に伝え […]
2025.10.16 <00935> 「また上がってる…」と感じたあなたへ スーパーでカゴに入れた食材の値札を見て、「え?こんなに高かったっけ…」とつぶやいてしまう。最近、そんな瞬間が増えていませんか? 食料品、日用品、光熱費——すべてがじわじわと値上がりし、“値上げ疲れ”という言葉まで聞かれるようになりました。 でも、ここで大事なのは「疲れを感じる=家計を見直すサイン」だということ。今日は、FP […]
2025.10.15 <00934> 今日は楽しみにしていたTONY ANN のワールドツアー! 大阪まで出かけていき楽しんできました! YouTubeやInstagramでフォローしていたのだけどワールドツアーで日本に来ると知って即チケットゲット! 生の演奏を聞いてきました ピアノが弾けないから弾ける人に憧れます! TONY ANN の代表曲ICARUS はこちら! また日本にも来てくれると約束 […]
2025.10.14 <00933> 40代になると、家族のために頑張ってきた時間が長い分、ふと「このままでいいのかな?」と立ち止まる瞬間があります。子育て、仕事、親の介護…。誰かのために走り続けてきたあなたへ届けたい言葉、それが「メメント・モリ」です。 🪞 メメント・モリとは? ラテン語で 「死を忘れるな」 という意味の言葉。でも、決して悲しい意味ではありません。“人生の時間には限りがある”とい […]
2025.10.13 <00932> 1週間にわたって「リアル家計×教育費」をテーマにお届けしてきました。どの記事にも共通しているのは、教育費は**「ただの支出ではない」**ということ。それは、**子どもの未来を支える“投資”**なのです。 しかし、同時に家計を圧迫する大きな支出でもあります。教育費と上手に付き合うためには、「感情」と「数字」のバランスを取ることが欠かせません。今日は、そのた […]
2025.10.12 <00931> 「夫婦で働いているのに、なぜかお金が残らない…」この悩みは、共働き家庭にとても多い現実です。収入が増えているのに貯金ができない──その原因の多くが、教育費の見えない膨張にあります。 FP相談でも、「気づいたら教育費が家計の半分以上を占めていた」というケースは珍しくありません。 ■「共働きなのに貯まらない」家庭が急増中 総務省の家計調査によると、共働き世帯は […]
2025.10.11 <00930> 教育費のラストスパートは、高校〜大学期に訪れます。「大学に入るまでに貯めれば大丈夫」と思っていたのに、実際には高校から家計が大きく動き始めます。 FP相談でも、「高校に入ってから一気に支出が増えた」という声は非常に多いのです。 ■教育費のピークは“大学”ではなく“高校から” 文部科学省のデータによると、教育費のピークは大学ですが、実際に家計が苦しくなるのは […]
2025.10.10 <00929> 「最近、教育費が増えて家計が苦しい…」これは40〜50代のご相談の中で最も多い言葉です。 教育費は、ある日突然やってくる“家計の波”。塾・部活・受験・進学と、子どもの成長に合わせて出費が次々と重なります。しかし、事前にその波を見通しておくことで、“苦しい家計”を“整った家計”に変えることができます。 ■「教育費の波」は想像以上に大きい 文部科学省のデータを […]
2025.10.9 <00928> 「教育資金を貯めるなら、学資保険がいいの?それとも新NISA?」ここ数年、この質問が急増しています。理由はシンプル。金利が低い今、**“どちらが得か”**を見極めるのが難しいからです。 ■教育資金づくりの定番「学資保険」と注目の「新NISA」 かつては「教育費=学資保険」が常識でした。しかし、近年は新NISA(2024年開始)によって“投資で貯める教育資金” […]
2025.10.4 <00923> こんにちは、ファイナンシャルプランナーの山下眞澄美です。 「老後のためにもっと貯めなきゃ」「貯金が少ないと不安」 ご相談の場で、このような言葉を聞くことは少なくありません。 しかしFPとして強く感じるのは、安心感は必ずしも 口座残高の多さだけでは生まれない、ということ。 今日は“お金のマインド”に注目してお話しします。 1.安心感は「相対的」なもの 誰かに […]