2024.10.28 <00582>
昨日、一年に一度の大きなイベント
ふくいFPフォーラムが開催されました
毎年開催されるこのイベントですが
やはり今年も多くの方にご参加いただきました
昨日参加された方を見てみると・・
昨年より参加者の年齢層が高い気がしました。
第二部に介護の講演があるから?
かとも思いましたが
寿命が延びればそれだけお金との関係も長くなります
働いていない年金受給者や、退職を控えた方には
とても興味ある内容だったかと思います
一部で講演していただいた野尻先生は
とてもやさしい感じで話してくださり
しかも内容がわかりやすく私も勉強になりました
また、皆さんも興味関心度が高い
新NISAについても話をしてくださり
こちらもとても良い内容でした
FPとして相談を受ける内容は
色々ありますが関心度が高いのは
やっぱり資産の増やし方などになります
私も資産形成と活用には一人でも多くの方に
関心を持ってもらいたいと思ってますから
まさに講演の内容が気になっていました
同じようにFPとして相談を受ける方になりますが、
伝え方も大事だと思っていて
野尻先生の講演の組み立てや話し方は
同業でも勉強になります
そんなとても興味深い講演ですが
最後の方で驚きの事を教えて頂けました
それは
個人資産3200兆円と言われる金額のうち
2000兆円を持っている年齢層が
65歳以上だという事
そしてそのうち50兆円が
相続などで80歳以上から60歳以上へ
渡っているということ
その移った50兆円がほぼ使われず貯蓄に回るが
貯蓄ではなく使うことで
経済がさらに回るという事です
日本人は貯蓄好きですが
60歳以上の年齢層のところで
お金がグルグル回っている状態では
経済は上向きになっていかないのです
もっと年齢層の下の人たちで使ってもらった方が
よっぽど良いんだなぁ・・と改めて実感しました
例えば
私が娘や息子に贈与するのも良いですが
さらにその下の孫へ贈与することは
そのお金を長く運用もできて増やすことができ
若い孫へ渡すことで
使っていく年数も伸びるということになります
地方活性化まで踏み込んだお話に
とても共感して帰ってきました
相続・贈与などちょっと難しい内容の事がありますが
お近くのFPに相談することで
良い対策を取ることができるかと思います
とても勉強になったフォーラム!
お客様にも良い内容を伝えていきたいと思います