食費予算オーバーを防ぐ!買い物のルール化でラク節約

2025.8.9 <00867>

食費は「油断するとすぐに膨らむ」家計のくせ者

「安い食材を選んでいるのに、レジで予算オーバー…」
「家計簿を見返すと、なぜか食費が毎月増えている…」

40代主婦の方からよく聞くお悩みです。
食費は生活に直結するため削りにくく、しかも物価高や家族の成長で自然に増えやすい項目です。

さらに、スーパーの特売や“お買い得品”の誘惑があり、
「今日はこれだけ買うつもりだったのに、つい…」という経験、ありませんか?

この“食費予算オーバー”の原因をなくすには、**我慢する節約ではなく、


見出し① 食費が増える主な原因

1. 買い物の回数が多い

週に4〜5回スーパーに行くと、そのたびに“ついで買い”が増えます。
「1回500円のついで買い」でも、月に2,000円、年間で24,000円の無駄に。

2. 冷蔵庫の中身を把握していない

同じ調味料や野菜をダブって買ってしまい、使い切れずに廃棄するケース。
食材ロスはお金のロスでもあります。

3. まとめ買いの落とし穴

「安いときに買っておこう」は良いのですが、
冷凍庫がパンパンになり、結局期限切れで捨てることに…。

4. 献立の迷い買い

スーパーで献立を考えながら買うと、必要以上に買ってしまう傾向があります。


見出し② 買い物をルール化する方法

ルール1:スーパーは週2回まで

買い物の回数を減らすと、余計な支出の機会も減ります。
例えば、火曜と金曜にまとめて買い物をするなど、日程を固定します。
予定がずれた場合は、コンビニやスーパーで小分け購入せず、あるもので調理する工夫を。

ルール2:買い物前に冷蔵庫チェック

スマホで冷蔵庫・冷凍庫・パントリーの中を撮影しておくと、
買い物中に「これ家にあったかな?」と迷う時間も減ります。

ルール3:献立は3日分だけ決める

1週間分の献立を作るのは大変ですし、予定変更や外食もあるため無駄が出がち。
まずは3日分の献立だけを決めて必要な食材を買います。
3日ごとにリセットすることで、食材ロスも減ります。

ルール4:1週間の予算を先取りして封筒管理

食費用の現金やチャージ残高を先に分けておくと、
使いすぎ防止のストッパーになります。


見出し③ 実例:買い物ルールで月5,000円の節約

福井県のKさん(45歳・専業主婦)は、買い物の回数を週3回→週2回に減らし、
さらに「買い物リスト」を作る習慣を取り入れました。

改善前

  • 買い物回数:週3〜4回
  • 食費:月60,000円前後

改善後

  • 買い物回数:週2回
  • 食費:月55,000円前後

その結果、月5,000円の節約、年間で6万円の支出削減に成功。
「無理に我慢している感覚がないのに、自然に食費が減った」と話しています。


見出し④ プラスワンの節約アイデア

  1. まとめ調理で食材を使い切る
     週末にまとめて調理して冷凍しておくと、平日の無駄買いを防げます。
  2. ふるさと納税で主食やお肉を確保
     米や豚肉、鶏肉など、必ず使う食材を返礼品でストックしておくと買い物頻度が減ります。
  3. 割引品は即調理・即冷凍
     安く買っても使わなければ損。帰宅後すぐに下処理して冷凍保存。
  4. おやつや嗜好品は予算内で
     おやつ代が膨らむと食費全体が増えるので、月の上限額を決める。

まとめ

食費節約は「我慢」より「ルール化」のほうが継続しやすく、ストレスも少ないです。

  • 買い物回数を減らす
  • 冷蔵庫の中を把握する
  • 献立は3日分だけ
  • 予算を先取り管理する

この4つを習慣化すれば、自然と予算内に収まり、節約効果は長続きします。


次回予告

明日は「年金だけで足りる?老後資金のリアルを見える化」。
数字で見ることで不安を行動に変える方法をお伝えします。

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