2025.9.10 <00899>
はじめに:35歳からは「お金の使い方」を見直すチャンス
30代後半になると、ライフスタイルや家族構成に変化が訪れやすい時期です。
仕事では役職や責任が増え、家庭では子育てやマイホーム購入、親の介護などお金が大きく動くイベントが増えてきます。
「収入は増えているのに、貯金はちっとも増えない…」
「将来のお金が不安で、何から始めていいのかわからない」
こうした悩みを抱えている方は少なくありません。
特に35歳以降は、老後資金や教育費など将来の準備を始めるラストチャンスとも言われます。
そこで今回は、知らないと損する!
35歳から始めたい**“金銭的お得習慣”を5つ**ご紹介します。
今日からできることばかりなので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
1. 固定費を見直して“ムダなお金”を減らす
一番最初に取り組むべきは、毎月必ず出ていく「固定費」の見直しです。
固定費は一度減らせば、効果がずっと続くお得習慣になります。
見直しやすい固定費3つ
- スマホ料金
- 大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月5,000円以上の節約も可能
- 夫婦で乗り換えれば年間10万円以上お得に!
- 保険料
- 20代で加入した保険をそのままにしていませんか?
- 子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて必要な保障を整理
- 医療保険や生命保険のダブル加入を見直すと、月5,000円以上削減できるケースも
- サブスク・会員費
- 使っていない動画配信サービスやジム会費がそのままになっていませんか?
- 「半年使っていないサービスは解約」が基本ルール
固定費見直しのメリット
- 生活レベルを下げずに節約できる
- 貯金や投資に回せるお金が増える
- 将来の不安が軽くなる
例:保険料+スマホ料金で月1.5万円削減 → 年間18万円の節約!
これを10年続ければ180万円、まさに“知らないと損するお得”です。
2. ふるさと納税で“実質2,000円”の返礼品を楽しむ
「ふるさと納税」は、35歳以上の女性に特におすすめの制度です。
節税効果があるうえに、豪華な返礼品が実質2,000円で手に入るのが魅力です。
ふるさと納税の仕組み
- 自治体に寄附をする(上限額あり)
- 翌年の住民税・所得税から控除される
- 自己負担はたった2,000円のみ
- 返礼品として特産品や旅行券が届く
おすすめ返礼品
- 家計が助かる「お米・お肉・日用品」
- 旅行好きには「宿泊券・旅行券」
- 美容好きには「スキンケア・美容家電」
例えば年間5万円寄附した場合、実質2,000円で5万円分の返礼品がもらえる計算です。
特に12月は駆け込み需要が増えるので、早めにチェックしておきましょう。
ふるさと納税活用のポイント
- 上限額をシミュレーションで確認する
- 「ワンストップ特例制度」を使えば確定申告不要
- 返礼品は日常使いできるものを選ぶと家計がラクに!
3. 新NISAで“非課税投資”を始める
2024年から始まった新しいNISA制度は、資産形成を始める35歳にぴったりの制度です。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAなら利益がまるごと非課税になります。
初心者が始めやすい投資先
- つみたてNISA枠:
少額から長期積立ができる。インデックスファンド中心でリスクが低め。
→ 月1万円からでもOK! - 成長投資枠:
余裕資金で個別株やアクティブファンドに挑戦できる。
例:月3万円を年利4%で20年間積立
- 投資総額:720万円
- 運用益:334万円
- 合計:1,054万円(非課税)
税金20%がかからない分、約67万円もお得に!
ポイント
- まずは証券口座を開設(楽天証券・SBI証券など)
- 最初は「つみたてNISA枠」でコツコツ投資
- 暴落時も慌てず継続するのが成功のコツ
4. ポイント・キャッシュレス払いで“日常生活をお得に”
普段の買い物も、支払い方法を工夫するだけでお得になります。
特に35歳以上の女性は、ポイントが旅行や美容費など楽しみに使えるのでモチベーションUP!
おすすめキャッシュレス活用法
- メインカードを1枚に集約
→ 楽天カード・三井住友カードなど、ポイント還元率が高いものを選ぶ - QRコード決済を併用
→ PayPayや楽天ペイは還元キャンペーンをチェック - ポイントの使い道を決める
→ 「旅行費に充てる」「美容院代に使う」など、目的を決めると貯めやすい
例:月10万円の支払い×1%還元
- 年間で12,000ポイント獲得
- 2年で24,000ポイント=家族旅行1回分の宿泊費に!
5. 定期的な“家計見直し日”を作る
最後の習慣は「お金と向き合う時間を持つこと」です。
家計簿が苦手でも、**月に1回だけ“家計見直し日”**を作るだけで大丈夫。
家計見直し日の流れ
- 先月の支出をざっくり把握(アプリがおすすめ)
- 使いすぎた項目を確認
- 今月の予算を設定
- 固定費・保険・投資の見直し
ポイント
- パートナーと一緒に話し合う
- カフェでコーヒーを飲みながら楽しくチェック
- 「お金の使い道」を可視化してストレスを減らす
この習慣が身につくと、衝動買いや無駄遣いが自然と減り、
心理的なお得感も得られます。
まとめ:35歳からの“お得習慣”で未来を変えよう
お金の不安は、行動を変えることで少しずつ解消できます。
35歳は、まだ将来に向けてリスタートできる大切なタイミング。
今日からできるお得習慣を取り入れて、
**「貯まる家計」「増える資産」「安心できる未来」**を一緒に目指しましょう。
今回ご紹介した5つの習慣
- 固定費を見直してムダなお金を減らす
- ふるさと納税で返礼品をゲット
- 新NISAで非課税投資を始める
- ポイント・キャッシュレス払いを活用
- 定期的な家計見直し日を作る
「知らなかった!」で終わらせず、
一歩踏み出すことが、未来のお金の不安をなくす第一歩です。