2025.12.16 <00996>
家計管理をがんばりたい気持ちはあるのに…
・すぐ疲れてしまう
・続けるのがしんどい
・やる気が安定しない
・数字を見ると気持ちが沈む
・家計簿は3日続けば良いほう…
そんな“気持ちが疲れやすいタイプ”の方はとても多いです。
実は、家計管理には 「向き不向き」 があり、
疲れやすい人には、疲れやすい人の“やり方”があります。
そして、家計管理は
がんばるものではなく、整えるもの。
今日はFPとして、
数字が苦手な方や気持ちが落ちやすい方でも続けられる
“ゆる家計管理”のやさしい仕組み を紹介します。
あなたが無理なく毎月を乗り越えられる、そんな家計にしていきましょう。
◆ 1. 疲れやすい人が家計管理につまずく理由
がんばっているのに続かない…。
これはあなたの意志が弱いのではなく、
“家計管理のやり方が自分に合っていないだけ” です。
疲れやすい人には、こんな傾向があります。
① 完璧主義になりやすい
「全部つけなきゃ」「正確にやらなきゃ」と思うほど挫折しやすい。
② 数字を見るだけでストレスになる
支出・残高・収支…数字が気持ちを揺さぶりやすい。
③ 判断が多いと疲れてしまう
「これは買っていい?やめたほうがいい?」と迷い続ける状態。
④ 気分にムラがある
元気な日はできても、落ちると何もできなくなる。
⑤ 家計簿が“タスク”になってしまう
やらなきゃと思うほど、手が動かなくなる。
➡ だからこそ、
“ゆるくて、簡単で、判断が少ない仕組み” にすると続きます。
◆ 2. ゆる家計管理は「最低限の3つ」に絞るのがルール
疲れやすい人がまず整えるべきは、この3つだけ。
① 固定費を把握する(毎月の基礎)
固定費がわかれば、
「自由に使っていいお金」が一瞬で見えるようになります。
✔ スマホ
✔ 保険
✔ サブスク
✔ 家賃・住宅ローン
✔ 光熱費
✔ 通信費
ここがわかれば、80%の不安が消えます。
② 日常の予算は“ざっくり1つ”にする
疲れやすい人に向かない例:
× 食費・日用品・外食…細かく分けること
× 1円単位で管理しようとすること
向いているのは…
✔「生活費1つ」で管理する方法。
例:
「1週間 15,000円」
「1ヶ月 60,000円」だけ決める。
この“ざっくり管理”がいちばん疲れない。
③ 特別費だけは分けておく
特別費とは…
・旅行
・医療費
・年払い
・行事
・子ども費
・家電
などの “たまに来る出費”。
これを生活費と混ぜると、家計が乱れます。
✔ 別口座に毎月3,000〜5,000円でも積み立てる
これだけで心の安定度が激増します。
◆ 3. ゆる家計管理は “判断を減らす” ことが最重要
疲れやすい人ほど、
「判断の多さ」がストレスにつながります。
なので、家計管理は
『判断しない仕組み』 に変えることがポイント。
【判断ゼロに近づける方法】
① 電子マネー or デビットを生活費専用にする
チャージ額=予算にするので管理しやすい。
② クレカは固定費だけにする
日常の買い物に使うと混乱します。
③ 家計簿アプリは“残高だけ”を見る
入力不要の自動連携でOK。
④ 週に1回だけ5分整える
「毎日」は疲れやすい人には向きません。
◆ 4. ゆる家計管理の鉄則:「できる日のために、できない日の仕組みを作る」
気持ちが落ちる日のために、
“何もしなくても家計が崩れない仕組み” をつくります。
● ルール1:生活費だけは分けておく
封筒でも口座でもOK。
分けておけば、気分に左右されずに使える。
● ルール2:数字を“見ない日”を作る
Day13でも解説したように、数字に触れないのは戦略です。
● ルール3:予算はゆるく設定してOK
予算を低くしすぎると、必ず疲れます。
● ルール4:家計簿は“書ける日だけ”で良い
3日空いても問題なし。
続けることが目的ではなく、捉えることが目的。
◆ 5. ゆる家計管理がもたらす“5つの変化”
① 家計管理へのストレスが激減する
数字が怖くなくなる。
② 無駄遣いが自然と減る
判断が減るため、気持ちが整いやすい。
③ 家計が安定してくる
特別費の管理が効いてくる。
④ 続けやすいから成果が出る
頑張らずに継続できる。
⑤ 気持ちの波に左右されない家計になる
“元気な日”だけ頑張ればOK。
◆ さいごに:ゆるくていい。ゆるいほうが続く。
家計管理を続けるには、
がんばりすぎないことが何よりも大切。
疲れやすい人ほど、
“ゆるさ” があなたを守ってくれます。
・完璧じゃなくていい
・書けなくていい
・できる日だけでいい
・数字を見ない日があっていい
あなたのペースこそが、家計管理の正解です。
今日からぜひ、
“ゆるくて優しい家計管理”を始めてみてください。