2025.8.31 <00889>
1. 子育てが一段落した家庭に訪れる「第二の貯金期」
子どもの教育費がピークを迎える40代後半〜50代前半。
大学進学や塾代で「貯金どころではない!」と感じる時期もありますが、子どもの独立後は家計に少しずつ余裕が生まれます。
この時期をうまく活用できるかどうかで、老後の安心度は大きく変わります。
つまり、子育て後は“第二の貯金期”。
ここで再び家計を整え、貯金を増やす流れを作ることがポイントです。
2. 子育て後に家計が変わるポイント
① 教育費が減る
学費や塾代がなくなると、月5〜10万円以上が浮く家庭もあります。
② 保険の見直しができる
子どもの独立後は死亡保障を減らせるため、保険料が安くなる可能性があります。
③ 生活スタイルが変わる
外食・旅行・趣味など、自分たちのためにお金を使えるようになります。
一方で「医療費」「介護費」が将来的に増えるので、バランスを取ることが必要です。
3. “第二の貯金期”を逃さないための3つのステップ
ステップ1:家計をリセットする
子どもの独立を機に「教育費ありき」の家計から「夫婦中心の家計」へ切り替えます。
- 家計簿アプリで支出を洗い出す
- 保険・通信費・車維持費を見直す
- 「教育費にかけていた分」をそのまま老後資金にスライド
ステップ2:目標額を設定する
老後に必要なお金は 最低1000万円、標準2000〜3000万円。
60歳までにいくら貯めるかを逆算して、毎月の積立額を決めましょう。
ステップ3:仕組みで自動的に貯める
「気づいたら貯まっている」仕組みを作るのが成功の秘訣。
- 給与天引きの財形貯蓄
- 自動積立定期
- つみたてNISAやiDeCo
4. “第二の貯金期”におすすめの資産活用
① つみたてNISA
- 年間120万円まで非課税
- 長期運用に適した投資信託で資産を育てる
- 月1万円からでも始められる
② iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 掛金が全額所得控除 → 大きな節税効果
- 60歳以降に年金として受け取れる
- 老後資金を強制的に貯める仕組みとして最適
③ 個人向け国債(変動10年)
- 元本保証
- 金利が上昇局面では預金より有利
- 安全資産として一部を確保
④ インデックスファンド投資
- 世界中に分散投資できる
- 平均年3〜5%のリターンを狙える
- 老後まで10年以上ある40代・50代には適している
5. “第二の貯金期”をムダにしない具体的シナリオ
ケース1:教育費が終わり、月5万円余裕ができた場合
- つみたてNISA:3万円
- iDeCo:2万円
👉 15年で約1500万円の老後資金に
ケース2:住宅ローン完済で月10万円余裕ができた場合
- 生活費の見直し後、5万円は旅行や趣味に
- 残り5万円を積立投資へ
👉 老後も楽しみと安心を両立
6. 老後に備えたい「支出」への準備も忘れずに
第二の貯金期で余裕ができても、老後には新たな支出が待っています。
- 医療費:70代以降は年間30万円前後
- 介護費用:平均460万円(長期化で1000万円超)
- 住宅リフォーム:数百万円単位
👉 これらを「特別支出」として別枠で準備しておくことが大切です。
7. 今日からできる行動リスト
- 教育費がなくなったら、その分を貯金や投資に回す
- 保険を見直し、死亡保障を減らす
- 生活費のスリム化を実行(通信費・車・光熱費)
- つみたてNISAやiDeCoを始める
- 老後資金シミュレーションを夫婦で確認する
まとめ
- 子育て後は「第二の貯金期」、老後資金を増やす最大のチャンス
- 教育費や住宅ローンが終わった分を「老後資金」にスライドする
- つみたてNISA・iDeCo・国債などを活用して“増える家計”に変える
- 医療費・介護費など特別支出にも備えておく
子どものためにがんばってきたお金を、今度は自分たちの未来のために活かす。
それが「第二の貯金期」を逃さない方法です。