子どもに“お金の知恵”をどう伝える?FPが家庭で実践する教育法

2025.10.2 <00921>

こんにちは、ファイナンシャルプラン
ナーの山下眞澄美です。

最近は「金融教育」という言葉をよ
く耳にするようになりました。学校
でもお金の授業が始まりましたが、
やはり一番大切なのは 家庭での伝
え方
です。

今日はFPである私自身が家庭で実践
している「子どもへのお金教育法」
をご紹介します。


1.お金は「ありがとう」と交換するもの

子どもに最初に伝えたいのは「お金
はモノやサービスと交換する道具」
であること。

そして、ただの道具ではなく「誰か
の働きに対するありがとうの印」だ
という視点を持たせることです。

➡ ポイント
・「お金=感謝の循環」と教える
・「働くこと」と「お金」を結びつ
けて理解させる


2.おこづかいを“小さな家計簿”に

おこづかいは、子どもにとって「最
初の家計管理の練習」です。

使い切ってしまう子もいれば、ため
込む子もいます。大切なのは お金
の性格を知ること
です。

➡ 実践法
・おこづかい帳を一緒につける
・「必要」「欲しい」「貯める」に分
けて管理する
・月末に一緒に振り返る


3.買い物体験を教育の場に

スーパーやコンビニで「どちらが安
い?」「同じ100円でも内容量は?」
と一緒に考えることは、最高の実地
学習です。

➡ ポイント
・数字を比較する力が身につく
・衝動買いを防ぐ練習になる
・家計に関心を持つきっかけになる


4.投資や資産運用もシンプルに伝える

「投資は怖いもの」と思わせるので
はなく、「お金を働かせる」という
考え方を早いうちから知ることが重
要です。

株やNISAの仕組みを大人向けに教え
る必要はありません。

「お金も働いて増えるんだよ」と伝
えるだけで十分。子どもは自然に興
味を持ち始めます。


5.FP目線のまとめ

家庭でのお金教育は、特別な教材は
必要ありません。

日常生活そのものが学びの場です。

・おこづかい帳
・買い物体験
・親の考え方を伝える

これらを積み重ねることで、子ども
は自然と「お金の知恵」を身につけ
ていきます。


まとめ

お金の教育は「知識」よりも「習慣」
です。

小さな頃から日常にお金の話題を取
り入れることで、将来「お金に振り
回されない大人」に育ちます。

親が楽しみながら伝えることが、何
よりも大切な教育になるのです。

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