スーパーで“値上げ疲れ”を感じたときに見直すポイント3つ

2025.10.16 <00935>

「また上がってる…」と感じたあなたへ

スーパーでカゴに入れた食材の値札を見て、
「え?こんなに高かったっけ…」とつぶやいてしまう。
最近、そんな瞬間が増えていませんか?

食料品、日用品、光熱費——
すべてがじわじわと値上がりし、
“値上げ疲れ”という言葉まで聞かれるようになりました。

でも、ここで大事なのは「疲れを感じる=家計を見直すサイン」だということ。
今日は、FPの視点から“値上げ疲れ”を感じたときに
すぐできる見直しポイントを3つご紹介します。


①「固定費」は“減らす”より“整える”

値上げが続くと、つい「節約しなきゃ」と思いがち。
でも、頑張る節約ほど長続きしません。
まず見直すべきは、日々の変動費ではなく固定費です。

たとえば、スマホ代・保険・サブスク。
この3つを合計すると、毎月2〜3万円になることも珍しくありません。

一度「いま使っている目的」と「本当に必要な機能」を照らし合わせてみましょう。
特にスマホ料金や保険は“見直すだけ”で1万円以上変わることも。

💡FP視点メモ
「削る」ではなく「整える」と考えると、無理なく続けられます。
目的に合わない出費を“家計のホコリ”と考えて、定期的にお掃除しましょう。


②「買い物リズム」を少しだけずらす

値上げに敏感になるのは、買い物の回数が多いから。
スーパーに行くたびに変化を感じると、
心理的な“疲れ”がたまりやすくなります。

そこでおすすめなのが、買い物リズムの変更
たとえば、

  • 週2回を週1回にしてみる
  • まとめ買いは“冷凍・乾物中心”に切り替える
  • 1週間分の「使い切り献立」を考える

これだけで、買い物回数が減り、
「また値上がりしてる…」というストレスも少なくなります。

結果的に、無駄な買い足しや“つい買い”が減るので、
月末の食費も自然と落ち着いていきます。


③「気持ちの安心感」を買う使い方を意識する

値上げのニュースが多いと、
「もう何を買っても損してる気がする…」という不安に陥りがちです。

でも実は、お金を使うときに
“安心感”や“満足感”が得られるかを意識すると、
使い方の軸が整ってきます。

たとえば、

  • 同じ1,000円でも「ちょっといい調味料」なら料理が楽しくなる
  • 「お花を一輪」飾ると気持ちが明るくなる

節約=我慢ではなく、
**“気持ちを満たすお金の使い方”**を優先することで、
ストレスを感じにくい家計に変わります。


「疲れ」はサイン。家計を見直すチャンスに

“値上げ疲れ”を感じるのは、
家計を意識している証拠。
むしろ、それだけ頑張っているということです。

疲れたときこそ、

  • 固定費を整える
  • 買い物リズムを変える
  • 気持ちの安心感を大事にする

この3つを意識して、
「頑張る家計」から「心地よく続く家計」へ。

小さな見直しが、
これからの安心につながっていきます。


✨まとめ

見直すポイント内容
固定費の整え方スマホ・保険・サブスクを定期チェック
買い物リズム買い物回数を減らして心理的疲労を軽減
お金の使い方“安心感”を買う方向にシフト

💬 FPからひとこと

もし「どこから手をつけたらいいか分からない」と感じたら、
家計簿を見返すよりも、1ヶ月の固定費一覧を作ることから始めましょう。
“整える”第一歩になります。

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