2025.12.19 <00999>
お金の悩みを抱える人と、
お金とうまくつき合えている人。
両者には、ひとつだけ
“決定的な違い”があります。
それは、
「お金の主導権を自分が持っているかどうか」
お金に振り回される人は、
・気持ち
・周りの雰囲気
・セールの空気
・数字の増減
こうした外側の要素に心を揺さぶられやすい。
一方、お金とうまくつき合える人は
外側に影響されず、
“自分でコントロールできる部分” に集中しています。
今日はFPとして感じる
両者の違いと、
“お金に振り回されない生き方” をするためのコツを解説します。
◆ 1. お金に振り回される人の共通点
相談者の方の中で、
「なぜかお金のことでいつも疲れる…」
という方には共通点があります。
① 気持ちでお金を判断してしまう
・今日は疲れた→外食
・ストレスがある→買い物
・落ち込んでいる→必要以上に節約
“感情で動く” ことが悪いわけではありません。
ただ、感情は波が大きく、安定しづらいのが難点。
② 予算がない(または曖昧)
予算がないと、
買っていいのかダメなのか判断ができず
気持ちが揺れます。
③ 数字を見ることが怖くなる
残高を見て落ち込む。
支出を見るのがつらい。
→ 現実から目をそらし、さらに不安が強くなる。
④ 未来の見通しがなく、その日その日で決めてしまう
今日うまく行ったかどうかで
機嫌も行動も揺れやすい。
⑤ “今だけ”が基準になる
・今の気分
・今の誘惑
・今のストレス
これらが判断基準になるため、
お金が不安定になりやすい。
◆ 2. お金とうまくつき合える人の共通点
逆に、お金の不安が少ない人は
とてもシンプルな共通点があります。
① 自分なりの基準(マイルール)を持っている
ここが大きなポイント。
・1週間の生活費は15,000円
・特別費は年間で20万円
・投資額は毎月10,000円
・外食は週1回
“外側”ではなく、“自分のルール”で決めている。
② 判断を減らす仕組みを作っている
・給与日に自動振替
・生活費はチャージ方式
・買い物は曜日を決める
だから迷わない、疲れない。
③ お金の数字を定期的に確認する(無理ない範囲で)
毎日じゃなくていい。
月1でも週1でもOK。
要は「避けない」という姿勢。
④ 未来のお金をざっくりイメージできている
・今年の特別費
・来年の教育費
・5年後の車買い替え
・老後の収支
ここが見えると、お金は安定しはじめます。
◆ 3. “お金に主導権を持つ”ための3つの土台
お金とうまくつき合える人が共通して持っているのは
この3つの土台です。
① ルールがある(基準を決めている)
お金の世界に
“正解”はありませんが、
“基準がない”と迷子になります。
あなたの基準=あなたを守るルール。
② 仕組みがある(判断を減らす)
・固定費の自動化
・貯金の自動振替
・生活費分け
これがあるだけで、お金の安定度が段違い。
③ 未来の数字をざっくり理解している
細かくなくていい。
ざっくりでOK。
例:
「1年の特別費は30万円くらい」
「老後は毎月25万円くらい必要」
“見通し”がある人は、揺れにくい。
◆ 4. 今日からできる「お金に振り回されない3ステップ」
ここからは実践編。
Step1:生活費の枠を決める(Day20の継続)
例:
・週15,000円
・月60,000円
これは“お金の軸”になります。
Step2:特別費だけ別管理にする
特別費を生活費に混ぜると、
100%家計が乱れます。
月3,000円〜でも
分けるだけで安定します。
Step3:年に1度だけ“未来の数字”を見る
おすすめは…
✔1年分の特別費
✔来年の大きな支出
✔老後のざっくり必要額
これだけで十分。
未来が見えると、
“今どうするか”が迷わなくなります。
◆ 5. お金に振り回されない人は“気持ちを大切にする”人
振り回されない人ほど、
実は 感情を無視していません。
むしろ、
✔疲れた日は買わない
✔ストレスがある時は予算内で楽しむ
✔数字を見るのがしんどい日は見ない
“自分を大切にする選択”をしています。
気持ちを押し殺して
家計管理を続けようとする方は
必ずどこかで反動が来ます。
気持ちを大切にしながら
ルールと仕組みで守る。
これが、お金と上手につき合う方法です。
◆ さいごに:お金の主導権を取り戻すのは、今日からできる
お金に振り回されるのは、
あなたが悪いわけでも、能力が低いわけでもありません。
ただ “仕組みがないだけ”。
お金を自分の味方に変えるには、
✔ルールを持つ
✔判断を減らす
✔未来の数字をざっくり知る
たったこれだけ。
今日からあなたも
「お金に主導権を渡さない生き方」を
始めてみませんか?
その第一歩は、
とても小さくて大丈夫です。