2025.7.8 <00834>
私は保険も扱っているファイナンシャルプランナーです
お客様からよくこんな質問を受けることがあります
”死亡保障っていくらあれば良いんでしょう?”
”葬式代だけ残せば良いですよね?”
この質問の答え、
あるようで無いのが実際のところです
逆に
いくらご家族に残したいですか?
とお聞きすることが多いです。
保険は、被保険者の方に
何かあったときに保障がされるものです
自分に何かあったとき
周りの大切な家族に
迷惑をかけたくないと思うなら
葬儀費用+のお気持ち代を
準備すれば良いと考えています
でも、この質問をしている方々は
ほとんどの方が会社員などの現役世代
交通事故でも無い限り
いきなりお亡くなりになることはほぼ無く
その手前に病気やケガでの闘病
が入ってきます
会社員の場合、傷病手当
などが支給される場合もありますから
実際のところ貯金の取り崩しも
一気に行くことは無いかと思います
ただ、年金生活になると
一気に資産の取り崩しのスピードは
早まります
死亡保険金で葬儀費用のみの準備だと
300万円くらいと考え、
保険でその費用を準備しておくという
考えの方がとても多いです
ある意味あっているし
ある意味危険でもあるこの考え
何が危険かと言うと
残された家族はちゃんと生活できるか?
の確認をしているか?どうか。
保険以外の預貯金が
ある程度準備できているか?
が大きなポイントになります
「俺が死んだら後はよろしくな~!」と
楽になりたいのなら
残された家族が楽に過ごせるように
ある程度の資金は持っていてくださいね
保険文化センターでのデーターでは
保険加入率は日本はとても高く
約90%前後の方が
保険に加入しています
そのうち、死亡保障をつける平均金額は
約2000万円。これにお子さんがいらっしゃる場合、
上乗せで保障を厚くしておきます
平均、2000万円の死亡保障保障をつけていても
実際の支払金額の平均は
約330万円
本当、お葬式したらあとはほぼ残りません
この状態で奥さんが自力で
生活できるか?
ちゃんとご夫婦でお話合いくださいね
もちろん、逆もあります
奥さんが先にお亡くなりになると
ほとんどの男性は、スーパーの総菜生活が
始まります
食費もかかりますし
掃除、洗濯など今まで奥さんが
やってきたことを全て自分で
やらなくてはいけなくなります
男女問わず、自分の価値を
低く見積もりがちな日本人ですが
これからはちゃんと価値を高め
しっかりと保障を見て欲しいです!